ミッシング・シークレットをマスターするための5つのステップ
あなたがこれまでの人生で受け取ったものは、すべて「引き寄せの法則」によって、あなたのもとに集まってきたものです。
思考や感情、信念を変えることであなたの現実は変わり、新しい現実がその姿を現します。
5つのステップでミッシング・シークレットをマスターしたとき、“反対意志”は消え去り、限界や嫌な記憶も消えていくのです。
ヴィターレ自身に起こった「引き寄せの法則」とは

1970年後半、ジョー・ヴィターレ博士はホームレスだったと告白しています。
そんな彼に転機が訪れたのは、図書館で読んだウィリアム・ウォーカー・アトキンソンの 『引き寄せの法則(Thought Vibration or the Law of Attraction in the Thought World)』を読み、 「引き寄せの法則」に出合ったときでした。
その法則の驚くべき働きに気づくことで、成功が訪れてきたといいます。
それは、彼がホチキスで留められた20ページ程度の小冊子、『スピリチュアル・マーケティング』を書き上げたことから始まりました。
博士はこの小冊子の中で、願望を現実化するための5つのステップを明らかにしました。
しかし、小冊子を出版し、この5つのステップを公表したなら、世間からいかがわしい人間だと思われるかもしれない。
浮世離れした変わり者と思われはしないだろうか?
自分にどんなレッテルが貼られるか不安を感じたことで、出版には至りませんでした。
偶然の出会いから生まれた引き寄せの5つのステップ

ところがその後、驚くような事態が起きたのです。
90年代後半、『ザ・シークレット』にもメインアンカーとして登場するボブ・プロクターから、 「お金持ちになる科学」のセミナーに招待されました。
無料で招待してくれたお返しとして、会場でプロクターに『スピリチュアル・マーケティング』を手渡したところ、 250名ほどの聴衆を前にして、プロクターはこう言ったのです。
「私たちの中に有名人がいらしています。 彼は『あなたの書き方をターボ・チャージする(Turbo Charge Your Writing)』 『失われた成功の7つの秘密(The Seven Lost Secrets of Success)』 『顧客は毎分生まれる(There's a Customer Born Every Minute)』といった著作を書いています。」
彼が博士について話しているのは明々白々でした。
彼は言葉を続けました。

「しかしこの著者は新しい、まだ出版されていない本を書き上げています。この会場にいる誰もが待ち望んでいる本です。」
一瞬の沈黙の後、聴衆から次々と、「その本が欲しい」という声が上がり、まだ見てもいない小冊子を買いたいと言ってきたのです。
やがてその小冊子は出版され、ベストセラーとなった後に、大手の出版社からタイトルを変えた改訂版が出されました。
ミッシング・シークレットの根底を成すこの5つのステップが世界を変えてきました。
この5つのステップは成果を出してくれます。
職を失った人が仕事を手に入れたり、何も期待していなかったのに昇給したり、恋人が見つかったり、自らを癒しています。 彼らは不可能と思えるようなことを実行に移しています。
ミッシング・シークレット5つのステップ
不満をそのままにしておくとことは、「引き寄せの法則」の観点から見ると、その不満に意識を集中させてしまっているようなものです。 まず、自分自身で意識的、無意識的に引き寄せてしまっている不満や否定的なことは何かを自分に問い掛けてください。
ステップ1で確認した望まないことの正反対のことを見つけ、それを宣言することで、思考や体内エネルギーがその方向に注がれていきます。 その力が願望に向かうボタンを押すことになり、身も心もその方向に同調していくでしょう。
願望を抱くときには必ず、その背後に自分を制限してしまうマイナスの信念が潜んでいるものです。 これを取り除き、解放するクリアリング・テクニックをマスターすることで、願望をかなえるのに役立つプラスの信念と交換します。
心の中で具体的なイメージとして思い描けば脳に信号が送られ、「引き寄せの法則」が働き始めます。 さらにイメージだけでなく、そこに感情を加えれば「引き寄せの法則」に弾みがつき、実現までの時間が短くなっていきます。
願望実現に執着しすぎることは、願望が実現していないという信号を送り出すことになってしまいます。 執着心はクリアにしなくてはいけないマイナスの信念が、まだ残っている証拠なのです。 結果に執着せず執着を手放し、細かなことは宇宙にゆだねてください。